ICU モニタリング統合
ICU のベッドサイドには、Philips・Mindray・Taidoc など複数ベンダーのモニタリング機器が並んでいます。各社はそれぞれ専用のデータアップロード基盤を持っていますが、互いに連携せず、貴院の HIS や電子カルテに取り込むことも容易ではありません。臨床データが各ベンダーのクラウドや独立したバックエンドに分散し、ICU の情報統合はシステム横断の技術課題となっています。
ベンダーごとのデータサイロ
モニタリング機器はそれぞれ独自のアップロード手段(ベンダークラウドや専用バックエンド)を備えており、相互に接続できない複数のデータサイロが生まれます。病院の HIS からリアルタイムのモニタリングデータを取得することはできず、臨床スタッフは複数の独立したシステムを行き来して確認せざるを得ません。統合コストは高止まりしたままです。
FHIR ミドルウェアによる統合
eMicro は ICU 専用のミドルウェアを提供します。院内サーバーに設置し、各ベンダーの機器と院内 HIS の間に位置づけることで、各社のデータを自動で受信し、HL7 FHIR 標準に変換。貴院の電子カルテ(EMR)や品質管理システムへ能動的に配信し、臨床データを単一の画面に集約します。
対応するフロントエンド機器ベンダー
主要な生体情報モニタとベッドサイド測定機器をカバー。対応機種は継続的に拡大中です
Philips
IntelliVue MP / MX シリーズ生体情報モニタ、IntelliBridge、PIIC iX 中央監視システム
Mindray
BeneView T シリーズ、uMEC シリーズ、N シリーズ生体情報モニタ、BeneVision 中央監視システム
Taidoc
TD-2300 シリーズ ベッドサイドバイタルサイン測定機器(血圧・血糖・SpO₂・体温)
その他のメーカー
対応機種は継続的に拡大中です。お問い合わせいただければ、カスタム連携の可否を評価いたします
統合できるデータ範囲
バイタルサイン
心拍数、血圧、呼吸数、体温、SpO₂
血行動態
中心静脈圧、心拍出量、EtCO₂
ベッドサイド測定
血糖、体温、体重、POCT(迅速検査)
イベント・アラーム
機器アラーム、閾値超過イベントの記録
技術的な強み
マルチベンダープロトコル対応
各社の独自インターフェースと公開プロトコルに接続し、下流システムへ統一形式で出力
HL7 FHIR 正規化
ベンダーデータを国際標準のリソースタイプに変換し、貴院の HIS とシームレスに接続
能動的なプッシュ配信
ミドルウェアが EMR・品質管理・データウェアハウスへ自動で振り分け